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三菱鉛筆の誇り「ユニ」

三菱鉛筆の創業者、眞(ま)崎(さき)仁(に)六(ろく)氏が鉛筆作りを始めるきっかけとなったのは、1878年(明治11年)に開催されたパリ万国博覧会でした。今から134年前のことです。

日本ではまだ筆と墨が中心だった当時。ヨーロッパのメーカーが出品していた鉛筆に出会った眞崎氏は、一発勝負の筆と違って、書いた文字が消せるという鉛筆に、大きな衝撃と魅力を感じました。

もともと一企業に勤める会社員だった眞崎氏は、二足のわらじで、ほとんどゼロからの鉛筆作りを始めます。苦難と試行錯誤の末、1887年(明治20年)に鉛筆を完成させます。そして日本初の量産鉛筆がスタートするのは、1901年(明治34年)、実に創業してから14年目でした。

さらに、世界に誇れる独自の高級鉛筆をつくるため、「ユニ」の開発に一生懸命取り組みます。芯となる黒い鉛(なまり)をできるだけ細かい粒子にし、しかもその粒子を均一にそろえるということを徹底的に追求しました。そうしてついに、滑らかなのに芯の減りが少ないという世界一の高品質を実現させたのです。

三菱鉛筆の軸の色を決めるに当たっては、世界中の鉛筆を集めました。ブルーなどの寒色系が多かったことを参考にした結果、日本の伝統色の小豆(あずき)色と、ワインレッドの高級感をイメージした、海老(えび)茶色(ちゃいろ)に決まりました。寒色ではなく、暖色。こうして1958年(昭和38年)に高級鉛筆「ユニ」が開発、発売されたのです。ユニは、設計や製図をするプロだけでなく、小学生の間でも大人気となりました。

ユニは木軸に何層もの塗料を塗っています。鉛筆で書いた時、実は鉛筆の芯はわずかに震(ふる)えており、木軸を通して人の手に伝わってくるのですが、その振動が極力手に伝わらないように塗装の回数も考えられているのです。

このような細部にわたる書き味へのこだわりが、ロングセラーとなったのです。

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